『グローバル化』って何?の話
こんにちは。イングリッシュカフェって何かご存知ですか。単なる英語の“レッスン”ではなく、90分間ネイティブの先生とテーマに沿った英会話を進めていく、いわば、カフェの様な空間をイメージした英会話コンテンツとなっております。
さて、本日のイングリッシュカフェを担当してくださったネイティブの先生はキーラン先生でした。本日のテーマは、『グローバル化』について。キーラン先生とYさんと私の3人でこのテーマについて様々なディスカッションをしました。
まず、キーラン先生の質問は、
『グローバル化』という言葉を聞いて何が頭に浮かびますか。
国境を越えた交通手段、貿易などのビジネス、国家間の交流の増加など、様々なアイデアが出ました。
では、『グローバル化』はいつ始まったのでしょうか。これが2番目のキーラン先生の質問。あえて年代を特定していうなら、ロシアのゴルバチョフ、イギリスの元首相サッチャーらが生きた1925年くらいでしょうか。
いつ始まったのかなんて考えたこともなかったし、実際日本史や世界史の教科書にもはっきり書かれていないので、結構曖昧なのだと気づきました。
『グローバル化』の利点欠点は何でしょうか。
これが次の問い。
利点は、
- ビジネスの拡大(市場の確保、資源の確保)
- 国際競争力の高まり
など。キーラン先生は国際競争力が高まるとどのように良いのかという質問を私たちに投げかけました。国際競争力が高まると、会社はより良い商品をより安く作ろうとします。それに伴い、技術が向上し、商品を購入する消費者は恩恵を得られます。
欠点は、
- テロリズムの拡大
昔の日本は、鎖国政策をとっており、他国との関わりを避けてきました。鎖国政策のために、貿易やビジネスの分野では利益が得られず、欧米に比べて技術などの面で後れを取っていきましたが、反面、テロの脅威は一切ありませんでした。
グローバル化によって、単なる経済的な関係による摩擦だけでなく、文化的、宗教的な面においても摩擦が広がり、世界が複雑化してきたことは否定できない。これが私の考えるグローバル化による欠点です。
この議題で出てきた新出語は“competitive edge”「競争力」という意味です。
では、次の議題に移りましょう、とキーラン先生が次の質問を投げかけます。
なぜ『グローバル化』は起こったのでしょうか。
主に2つの要因が考えられます。技術面における変化と世界の協調政策への転換です。
技術面においては、インターネットの普及と飛行機などのより便利な交通手段が発展したことなどが考えられます。「インターネット」という言葉から、キーラン先生はこの議題をさらに掘り下げて、次のような問いを投げかけました。
・インターネットが普及する前はどのようにコミュニケーションをとっていたのでしょうか。
インターネット普及以前は、手紙、電話、テレビ、ラジオによって交流をとっていました。時代が変化するにつれて、手紙から電話に、電話からスカイプになどと変化しました。輸送手段においては、馬から蒸気機関車、蒸気機関車からコンバッションエンジンへと変化しました。
このように考えると、インターネットがいかに便利で、『グローバル化』を促進してきたかがわかります。
最後の議題は、
グローバル化の後には何が起こるか、次の革命は何か、
というものでした。
ロボット革命、医療改革などの意見があがりました。キーラン先生は、ロボット革命を予言するようなビル・ゲイツの言葉を紹介してくれました。
「人間にとっての最大の脅威は、人間に代わる機械である」という言葉です。
世界は日に日に変化し、昔の人は考えもしなかったことが起こり、そして、これからの世界も、今の私たちが考えてもいないことが起こるでしょう。日本の場合で言えば、狩猟、採集という生活スタイルから、コンピュータなしでは生きられない世界に変貌しました。
この変化の間に、無意味な戦争、技術の発展による自然破壊、資源の枯渇など、真剣に考えなければいけない課題が山積みになっています。自然と共存し、全てのものが住みやすい世界を形成するために一層努力することが私たちに求められていることなのです。とキーラン先生は締めくくりました。
キーラン先生の担当するイングリッシュカフェはとても勉強になることばかりでした。難しい議論の中にも、キーラン先生なりのわかりやすい具体例を話してくれたり、答えに詰まれば助け船を出して答えを導こうとしてくれます。楽しいイングリッシュカフェでした。
最後に、キーラン先生とパシャリ。
(Inori)
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